金石味噌屋町

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【消滅した年】昭和43年(1968年)
【復活するかもしれない年】平成30年(2018年)?
【現在の町名】金石西二丁目、金石西四丁目
【感想・雑記】前回に続き金石シリーズ、塩の次は味噌です。石川県、いや北陸のソウルフード8番ラーメンはわたくし断然味噌派です。鍋にはもちろんマツヤのとり野菜味噌です。サッポロ一番もみそ派です。でも本当は石川県民なので、イトメンのチャンポンめん派です。それにしても、兵庫県の龍野発祥のイトメンがなぜ石川県民に愛されているのかしら。
ところで、今回ご紹介する金石味噌屋町の写真、どう見ても最近できた「金石西みそやちょう広場」なので、本来ならもちろんアウトなのですが、今回は、そんなこまかいことはどうでもいいくらい大きな驚きニュースのお話しです。

昨年6月に新聞報道があり、なんと金石地区の旧28町名が数年以内の復活を目指すことになったということです。平成11年(1999年)に主計町が全国で初めて復活したのを皮切りに、全部で11町名が復活した金沢市ですが、平成21年(2009年)に上堤町が復活して以来、約9年間、復活運動が停滞していました。それが、一挙に28町も復活を目指すことになったのです!しかもわがふるさとの金石町で、なのです!!!

おさらいまでにお話ししますと、金沢市の金石地区は、市街地から約6kmほど離れた港町で、昭和18年(1943年)に金沢市と合併するまでは石川郡金石町だったところです。すでにご紹介した金石御塩蔵町、金石冬瓜町、金石湊町、金石下越前町(金石上越前町もあるよ)、金石松原町などの金石◯◯町が30ほどあったのですが、昭和43年(1968年)に例の住居表示により、金石本町のほかは、大半が金石西、金石東、金石北という味気ない住所になってしまいました。
まずは、この金石味噌屋町のほか、金石本町(元の区域に拡大)、金石通町、金石下本町の4町が先陣切って本年(2018年)復活するかも、とのことですが、うち1町は住民の反対により同意が見送られた、というニュースも報道されていました。

最後に、金石味噌屋町の思い出といえば、昔はおまつりの露店が味噌屋町の通りにずらっと並んで、人がごった返してて、日和山の仮御殿まで列が全然進まなかったものですが、去年の夏の大祭、味噌屋町の露店は1軒のみでした。。。なんとも寂しい限りですね。

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夏の金石味噌屋町(上)
夏の日和山の仮御殿(下)
[発見日:平成29年8月4日]