西町四番丁

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【現在の町名】西町四番丁、丸の内
【感想・雑記】帰ってきた番丁、押忍!番丁、です。これを発見したのは2月です。まだ撮りだめの少ない時期、やったー!旧町名発見ー!と思いましたよ。ところが、ところがです…。実は西町四番丁は、何と、現存する町名だったのです。「金澤市」と「番丁」で鉄板の旧町名だと思ってました。。。にしても今どき番丁ですか。バンチョーが闊歩するなんて、バ・ン・カ・ラ。

さて、この西町(にしちょう)、実は金沢が町として出来上がった頃からある町名らしいのです。金沢の本格的な町づくりに着手したのは、天正11年(1583年)に入城したごぞんじ前田利家ですが、それ以前の時代からすでにこの西町は存在していたとのこと。西町のほか、後町、南町、堤町、近江町、金屋町など、金沢の最も古い町々を総称して、尾山八町と呼ばれます。尾山というのは戦国時代ごろの金沢の別名です。ちなみに、わたしのニックネームの0808choも尾山八町に由来するとかしないとか。なお、この西町も一番丁と二番丁は消滅してしまいました。現在の町名は「尾山町」です。

ここで突然ですが、週末の行楽情報です。今週末の6月1日から3日にかけて、前田利家入城を祝う百万石まつりが開催されます。しばらく前までは、利家が入城した6月14日に開催されていました。この日は市立の小中学校がお休みになって、休日のない6月にたいへんうれしかった記憶がありますが、ここ数年は、梅雨入り前の週末に開催して観光客を呼ぼう作戦のため、6月第1週の週末に開催が変更になっております。
とゆことで、この週末にご予定のない他県の方は、ぜひ金沢へお越し下さり、旧町名をさがしまくってください。2日の土曜日は市内パレード、今年の利家公は川野太郎さん、おまつの方は横山めぐみさんです。

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昨年の百万石まつりの様子
[発見日:平成24年2月12日]