西堀川町

【消滅した年】昭和40年(1965年)
【現在の町名】堀川町
【感想・雑記】此花校下の旧町名は、なんと平成25年(2013年)1月25日以来、5年半ぶりということです。そんな此花人待望の旧町名のわりには、現在の町名である「堀川町」に方角がくっついただけの、一見行政的無機質な印象もイナメナイ「西堀川町」のご紹介となります。しかも、スマホの地図アプリによれば、西堀川町は、鉄道の高架下に成仏しきれずに幽霊のごとく存在しているようなのです。

実は、金沢駅の高架下にはなぜか幽霊町名たちがたくさん眠っているのです。ウソだとお思いなら地図アプリで金沢駅周辺を確認してごらんなさい。ほうら、西堀川町のほかにも、日吉町、広岡町、折違町、柳町、梅沢町などなど、消滅したはずの町名がいくつも見つかるではありませんか。もちろん、いずれも住民はゼロです。それにしても、これらの幽霊町名たち、なぜ線路下にこんなにも残っているのでしょう。住居表示の際になにか手ちがいがあったりしたのでしょうか?オバケ嫌いのわたしとしては、生き返らせてあげるか、それが叶わぬならば、ひと思いに成仏させてあげたいと願わずにはいられません。
なお、かつての西堀川町は通りを中心に、背割り(町の境界が家の背中)になった典型的な両側町でしたが、いまは堀川町の一角となりました。ただ、その延長線上に1本だけ「西堀川」と書かれた電柱が、これまたなぜか残されておりましたとさ。

…と、ここまで書いたあと、念のため、図書館で最新の住宅地図を確認したところ、高架下に眠っているのは、「西堀川町」ではなく「淵上町」との記載が見つかりました。はたして何が正解なのでしょうか。まあ現れたり消えたり、そのへんも幽霊らしくていいんじゃないでしょうか。ま、そゆことで一応、西堀川町は、旧町名ってことでいいんですかね?いいですよね?そのへんで手を打ちましょう。ちなみに図書館の帰り道、久々に西堀川町を再訪したところ、この西堀川町の表札は残念ながら消滅しておりました。。。なむー。

 
 
 
鉄道高架下の西堀川町(本当は淵上町?)(上)
西堀川町の通り(中)
電柱の「西堀川」の文字と奥に見える高架橋(下)
[参考文献:『金沢市住宅明細図 地籍版中央部 平成30年版中』刊広社(2018)]
[発見日:平成24年3月3日]